お葬式で読まれるお経・お釈迦様の弟子がまとめた教え

お葬式に参列している時、悲しみの中で聞くお経は悲しみを深くするものでもあり、しかし気持ちが穏やかになっていくと感じるものでもあります。無宗教であることが多い日本人は、お経の意味などを深く理解している信仰のある人たちから見れば、お葬式の時だけお経を読むことを不思議だと感じられることもあります。通常、世界では大人も子供たちも信仰を持っていることが多く、毎日の生活の中でお経を読むことが多いため、その内容についても小さいころからしっかりと理解しています。しかし意味が分からない私たちにとっても、お経は尊いものである、亡くなった人に必要なものであると感じることができます。

お経はたくさんの種類があり、お葬式でも宗派などによってそれぞれ異なります。しかし、全てはお釈迦様が説いた教えについて、その弟子たちがまとめたものとされています。仏教の中ではお経によるこの教えを八万四千の法門と呼ぶこともあり、沢山の数の教えがあるとしています。

最も短いものがよく知られている般若心境で、これは260文字と短いものです。しかし大般若経と呼ばれる、600巻にも及ぶものがあるということも知られています。ただ、八万四千の法門といっても、この数ほどあるのではなく、網羅しているものとしては大正大蔵経の3000種類です。では八万四千という数はどこから出てきたのかというと、お釈迦様が悩みを持つ人に対してその人の性格などを読み解き、教えを説いた数が基になっていると言われています。